列島史の始まり、「日本祖人」は世界史の特筆級!

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人類の本格的な知的進化の始まりとして欧州の洞窟絵が挙げられますが、アジアでも発見されて(第1図)欧州のプライドは修正されました。

私も洞窟に住む人が、動物はもとより舟を描いているのを見て感銘を受けました。

そして、豪にともかく渡海している(第2図)ことが、世界史の特筆事項です。

世界人類の4万年前と言えば、洞窟に絵を描いていることが挙げられますが、第3図の舟(筏)を造り、家族で外洋を渡海する事は、勝るとも劣らぬ偉業で、五島・(対馬)壱岐・出雲が陸続きで拡がって行きました。

そして、黒耀石を求めて伊豆の海を行き来していた(第4図)ことも正に世界史に特筆されます。

さて第3図の始まりについては、A-1ルートが横断ながら最短距離(約40km)でしたが、流れに乗れたA-2ルート(百数十km)も有り得ます。

黒潮横断のBルート(約80km)は、慶良間海峡の横断が厳しかったですので九州まではどうでしたか。地域の発見遺跡も九州よりも比較的新しいです。

いずれにしても「日本祖人」の列島史始まり時代は、世界史上、特筆されるものでした。子供たちに教えて欲しいものです。

(了)

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