号外 ニュー・メキシコ足跡の5周年ー「最初のアメリカ人」は祖人Sojinに光!

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

アメリカ新大陸に現生人類が到達し進入・南下した問題の実証の”足跡”は、約22,000年前に来た証拠です。氷河期極寒のシベリアで内陸狩猟族の移住とフネを持つ沿岸暮らしへの適応は厳しく、海洋性を有する日本の先住者・祖人(初代日本人、縄文人の先代)が太平洋岸Kelp (昆布)Highwayルート海沿いに移住した説に、光が当たっています!

2021年9月発表後の遺跡年代の3分析手法による再検証(Pigati et al., Science 2023等)により、足跡(約23,000〜21,000年前)の実証性が大幅に強化し、国際的な学術評価を得ました。世界遺産登録も検討開始しています。また、近年の遺伝子研究の進展(Population-Y、Moreno-Mayar et al., 2014) による南米第1波の微量DNA共有検出のPopulation-Yの衝撃(豪等オーストロララシアとの先住民DNAの類縁)と併せれば、遺跡は定説を崩し意義深く氷河期極寒の時代の状況から「最初のアメリカ人」沿岸進入説を高め、祖人Sojin(初代日本人、縄文人の先代)の昆布Kelpハイウェイルートの渡米移住説に光を当てています。
1.この足跡は:
①北米内陸の無氷回廊(IFC)通過説の否定:最寒期LGM(26,500~19,000年前)と前後の時代の北米の陸路(カナダの無氷回廊)はkmの厚さの氷床で閉ざされ通れなかったのです。
②シベリア東端の移住は30,000〜26,500年前が現実的であり、太平洋岸ルート移住が優位:LGM前は内陸も一応可能でしたが、LGM前後は極寒で海沿い(ケルプ昆布ハイウェイ)に限られます。
③本土米国(CONUS)到達のこれまでの認識(16,000年前頃)を約7,000年遡らせる:本土米国への進入が従来より7,000年早くなり、他方、ベリンジア(ロシアとアラスカの陸橋)で3,500〜7,000年を過ごしました(滞留standstill。
④南米先住民Population-Y(オーストララシア系DNA)が「最初のアメリカ人」・第1波として南米進入を支持:オーストラリア等の先住民と類縁のDNAが、アメリカ最初の先住民として大遠隔の南米にまで到達したという近年のDNA分析が明らかにした驚きの事実との整合です。
以上を科学的コンセンサスとして確立しました。
2.祖人に光
足跡が明らかにした諸点を踏まえれば、氷河期の極寒でシベリア東端(冬季-50〜-70℃)の内陸の移住及び狩猟族の沿岸生活への適応が厳しい状況の時代に、海洋性ある祖人(Sojin)の青森~北海道東部~千島~カムチャツカ経由のケルプ昆布ハイウェイ(海沿いの食料豊富な道)に、「最初のアメリカ人」移住問題の最有力候補の光!という訳なのです。(AI-Grok共同)

教室に最初のアメリカ人問題を、祖人をー祖代研究会(RSoJS) 

#祖人

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