(夏休み課題)人類・日本史、なぜ北千島に光なのか?

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

人類史最前線の「最初のアメリカ人」問題で、沿岸ルート民(舟と海産物食)に注目の時代が到来しました。

図左:東部アジアの始まり北上の第1波・南方民インマレオイドは、北部九州へ渡海の祖人・縄文人とDNA類縁であることから「アジア地中海ルート」が注目されますが、学界をリードする欧州学者は今は内陸のネアン・デニ「旧人」にご執心の状況です。当時から数十mの海水面の上昇で、沿岸部における実証の痕跡発見が困難という事情がありますが。
図右:「最初のアメリカ人」は、2.2万年前のニュー・メキシコでの足跡発見(北米内陸の「無氷回廊IFC]は閉鎖中)や南米等のDNA分析で沿岸ルート説が高まり、日本列島を北上した「渡米標準突破」の祖人Sojin(縄文人の前、初代)が注目されることが我々には重要で、千島・占守島で6千年前の縄文遺跡が発見されて「全ては祖先のもの」と語った北千島民・コロボックル(留頓、Routon、るとん)に今、光が当たっているのです。

日米関係の始まり問題が、誤解を招いているモンゴロイド(未登場。Dr. Howells, Harvard Univ)ではない事が、日本史にとっても重要です。

欧米学者がイメージするシベリアの大槍持ちの狩猟族(モンゴロイドではない)が、東進して来て初めてアラスカに出て北の凍える海で、誰の教えもなくホントに“沿岸民化”(フネや海産物食)して南方に西海岸を拡がったのか? 祖代研は、シベリア東端地域に考古痕跡無く、フネを造り操るのは容易な事ではない事から、ホントですかと疑問を呈しています。
北千島民・コロボックルを周回遅れの教室に―祖代研究会(RSoJS) sunada-wind.net  
#祖人

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