―マンモス追いではなく、舟と海産物食のKelp海藻Highway から

図右:大氷床時代のニューメキシコの足跡や南米チリの海藻遺跡などの近年の発見で第ゼロ波・第1波の沿岸ルートが注目される中、日米チームの広範な石器研究により、一歩進んで北海道祖人Sojinが有力とという新説がScience Advances 誌に発表されました。
図左:日本史は、始まりの北部九州渡海・伊豆の生業航海で海洋民性のみならず、国宝指定の遠軽白滝石器群が、北米最古級の各地の石器との類似性が今回実証されて園ルート南下説を補強しています。更に、石器型式・時代の分析からこれまで通説となっていたベリンジアで数千年滞留Standstillというこれまでの認識を替え、普通に移住通過して行ったとしたことが注目されます。
図中:シベリア・内陸に目が向く欧米学者はあまり認識していませんが、北海道北上と西海岸南下は環境の鏡面対称性があり、暮しの適応を容易にしています。
他方、文明開化の先達は、北千島民とエスキモー(鳥居龍蔵はシベリア東端のオンキロン沿岸民)に着目する視野を既に有していたのです。(北大・Dr. Fitzhughは、北千島・縄文遺跡を発掘)
教科書の抜本的な改革を―祖代研究会(RSoJS)
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