アジアの楽園からの新たな風- Angin segar baru dari Surga di dalam Asia

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わがホームページでは、現生人類の出アフリカ以降の万年前のアジアの楽園Sundaland(下図緑部)を採り上げてきました。

アジアの楽園Sundalandでは、最終氷河期最寒期(2万年前頃)の時代もいつの時期も環境に恵まれた広大な半島大陸地(インド亜大陸の2倍)において、豊かな動植物と人口密度の高い人々の暮らしがありました。

水産物をも食す穏やかな暮らしに社会的な営みとしての巨石ピラミッド文化があったことが分かってきており、万年前の人類の文明の曙と考えられています。

その後、下図のように過半の陸地が海没して現在の地形になり、ユーラシア東部内陸の民族の南下が及び、アジアのルーツに実に大きな変化がもたらされました。

そして何よりも近世においては、地域は西洋列強の植民地となったため、自立的な発展が阻害され主体性が抑えられた状況が続きました。

先の大戦を契機に地域の国々はそれぞれ独立を果たしていくこととなり、戦後70年の先般、ASEAN共同体Communityとして発足することが宣言されました。

(11月23日付 じゃかるた新聞から)

今、万年の楽園から新しい爽やかな風が吹き始めました。

東アジアの我が国にとりましては、言わば父祖の地Tanah Nenek Moyangともいえる地域です。

少子高齢・限界集落問題などを抱える我が国と異なり、若い力に満ち満ちた発展途上の活力ある6億人の人々が暮らす地域です。

そして、今も変わらず資源は豊かで、我が国輸出入の大動脈ルート上の要衝でもあります。

 

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