号外(人類史・日本人は何処から) NHKの「日本人のルーツ」番組の歪みを正す

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

①今回、南方系を明らかにしたのは良いが、古墳時代強調のコメントは尚早で、南北に長い列島及び顔・体格で出自がある程度推測できる我が国の状況にあっては、サンプリングや地域差の扱い方次第で結果と解釈は異なる点に十分留意すべきで、この公正の説明が重要。

②日本史に関して始まりに「3万年」の語を使用するのは誤解の元で、「約4万年」の学界主流説の語とすべき。また、巷間には「大陸・半島からの到達」との誤解があるので、スンダランド地域からの北上、パンカル海・曙海の畔からの到達であることを説明すべき。北海道史も誤解が多く、樺太南部進出の白滝黒耀石の旧石器遺跡、青森・陸奥平野が北の基盤である地位、北千島の祖代・旧遺跡・遺物などが示す北上継続を付け加えるべきで、今人類史注目の北海道で留まる理由は無い。

③年表で59%の期間を占める祖代は、豊富な考古事象が認められ隣国文化の取捨選択や今や「縄文文明」とも言われる特色をもたらした重要要因であり、軽視するのは不適切。DNAの多様性を大量渡来に求めるのは探究不十分な現況では時期尚早で、多様なDNAを有する五月雨の(大量でない)難民的な渡来による島内における勢力の争いにおける優劣の消長要因は重要で付加説明すべき。

―日本祖代研究会(RGaPJ)

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