欧米先生、何故、そんなに時間がかかったのですか?

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此処は遠きブルガ~リア、欧州最古の現生人類史は、若干遡って4.6万年前から(May 11 in Nature)になりましたが、依然としてアジアの台湾や豪州に遠く及びません。ボスポラス海峡は狭く歩いて渡れるくらいで、実は、出アフリカ後のブルガリアは遠くありませんから不思議です。

どうも欧米先生は、先に居たネアンデルタール旧人研究好きで、埋葬のお花があったとか、現生人と交雑があったとかで騒ぎますが、彼らは無縁です。肝心のアフリカの黒人が、どのように欧州人になったのかの足取りがはっきりしません。これだけ時代差があるとインド人が戻って行った可能性も排除できないでしょう。同様に中国先生も北京原人や旧人好きですが、進化して中国人になったとするのは学問的にはっきりムリであり、いつ頃、何処からの出自はよく分からず、目立たなくしているピラミッドや青い目のミイラの分析の方が重要でしょう。という訳で、肝心の自分たちの始まり時代は余り世界が研究熱心でないからでしょうか、日本の教室がこの程度の事も教えないのが、誠に困ったものです。


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