定説が崩れて祖人系Aの先行説が浮上で、後続大拡散の内陸ANA系Bとの2波説になっています。
1.驚きの発見と定説崩し
・万年前の豪州等と南米アマゾン等の先住民DNAが類縁でありながら、太平洋の万年前の家族横断はムリなのに通過して来た北米では見つからない不思議で重要な点が挙げられます。つまり北米では先行を後続が吸収・消去し、南米では残ったという見方です。

・北米ニューメキシコの足跡は、5年間に異なる3手法の分析で中央値2.2万年前でこれまでの定説を数千年遡らせています。ベリンジア進入と南下は、最寒期で北米・無氷回廊は閉鎖中のため西海岸の沿岸ルート説の高まりとなっています。そしてこの北の海では、内陸のANA系がお手本なしの舟と海産物食の海民化は困難であったと考えられます。
2.南米第ゼロ波Population-Yの沿岸移住ルートはWho?(祖代研・AI共同)
海民性ある祖人系Aの日本列島・千島ルートは、北の痕跡が海面下で不明ながら「小島の多かったベリンジア南岸」通過の有力候補として浮上し、千島は6千年前の縄文人(坪井コロボックル石器人)遺跡が発見されており注目されており、今後の日・露・米の国際協力の調査が期待されます。全米での強力拡散痕跡の内陸ANA系は、今は北米とのDNA類縁がむしろベリンジア滞留・後続を示すものです。
3.沿岸ルート説の高まりで原点であるアジアにおける舟と沿岸民の時宜に適した展示が、大阪で年末まで開催されています。
教室に最初のアメリカ人を、祖人を―祖代研究会(RSoJS) #祖人