(GW号外)日本史の始まり推定、最後の「W」hyが判明!?

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5W1Hの「W」hy?―島が見えた「好奇心で」

図左:現生人類の脳に不安を感じにくい変異が生じたのは、丁度「出アフリカ」が確認されている10万年前頃と千葉大・佐藤大気チームが日経サイエンスで発表しました。つまり不安を感じて新たな冒険をしない傾向よりも、不安に打ち勝ち知力・好奇心を発揮する方が行動の誘因になったとも考えられるという脳史研究です。日本史始まり推定の5W1Hで、これまで残っていたW-whyに「好奇心で」との推定ができます。いずれにしても島国のために約4万年前の状況が推定できる事に、世界はびっくりの驚き(こんな国はそうは無い)でしょう。対馬への筏は、氷河期で丸太舟にする太い木材が得られず、当時の対馬海峡はまだ暖流無く波が静かだったとの推定からです。

図右:➀「最初のアメリカ人」問題は、約2.3万年前の足跡がニュー・メキシコで発見されて定説崩れがさらに進んで沿岸から進入説が高まり、また、南北アメリカ新大陸の最も古い痕跡として第1波の南米DNAが重要との認識が強まっています。②北海道祖人は、今や新しい北米先住民のDNAと合わないとの理由で無視されてきましたが、新動向を踏まえた否定要因も無く渡米参加標準を突破しており浮上、③始まりの日本史で、不安より好奇心優先(時にあった先行悲劇を乗り越え) で、対馬へ、南西諸島へ、神津島へ、千島へ、見えたから乗り出して行った、という説明は納得です。

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