人類史の2つの金メダルから「日本祖人」を考える!

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(豪国立大の若手Shimona Kealy博士は、自国の祖先(先住民アボリジニの先祖)史を探り、海を渡った最初の豪州人は当時の環境を分析すれば第1図、定説と違って北ルート(赤)の可能性が高いと発表しました。そしてその時期については、地域の該当時代の状況から海面が最も低く(7~4.5万年前の間で)陸地が拡がっていた65,000年前(既発表の豪北部遺跡の最古年代やフィリッピン最古遺跡の可能性ある年代)と考えられるとしています(The Guardianに掲載)。

人類が、はっきり数十kmの海を越えた例として世界史上の金メダルです。他方、第2図、3.8万年前に黒耀石を求めて伊豆の海を越え、東京都・神津村恩馳島に渡っていた伊豆「日本祖人」は、はっきり「行き来」していたことで世界史上の金メダルなのです。関東から静岡で発見された黒耀石の原産地分析で恩馳島と分かったときは驚きを与え、新聞はそんな大昔の行き来は「謎」と報じました。しかし、南方発の「日本祖人」であること、Kealy博士と同様の分析によって当時の親潮分岐流も考慮すれば、桜名所の河津(縄文の黒耀石工房・見高段間遺跡)~恩馳島~伊豆大島(縄文・下髙洞遺跡)~河津のルートはムリが無く謎でないことが分かります(日本祖代研究会)。

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そして、北上を続け降雪寒冷に適応しつつ津軽海峡を鼻歌で越えた北海道「日本祖人」が、「舟で食豊かな昆布ハイウェイ沿岸から入って行った最初のアメリカ人」(最新説)の候補であることは、謎でも何でもありません。日本人のルーツを大陸だと言ったり、北海道へは沿海州・樺太の方からマンモスを追って狩猟族が南下して来たなどという始まりでないずっと後の時代の説明では、理解できません。Sundalandからの豪アボリジニ、日本祖人は同系の西太平洋沿岸の民であり、最初のアメリカ人(Nativeインディアンの祖先)の候補なのです。


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