アフリカで30-20万年前に誕生した現生人類は、認知力を着実に向上進化させていき、出アフリカ後の5万年前頃からの遺物に特に目立ち出して学界では注目されています。 各地に拡がった その一因は、1図鳥の渡りで、これを現生人類・新人が認知したであろうことは重要でしょう(当時の渡りの鳥種、ルート、態様に違いがあったにしても同様)。
原郷の東南アジアSundaland地域から北上しての北部九州への渡海と列島拡がりも、人類の北太平洋沿岸からのアメリカ新大陸への進出(食豊かな「昆布ハイウェイ」のお陰だけでなく)も、鳥の導きがあったお陰も重要と考えられ各地の伝承がこれを示しています。2図何故か日本では、世界現生人類史における北海道の重要性が等閑に付されています。700ケ所にのぼる旧石器遺跡が示す北海道祖人Proto-Japanese Hokkaidoの「最初のアメリカ人・先住民」との関りの可能性が今、世界の学界では注目なのです。子供に教え、オリンピックの世界に発信を。