世界最古級の洞窟絵は、インドネシア・Sulawesi

カテゴリー: 最新情報

「歴しニア」の報告 世界最古級の洞窟絵は、インドネシア・Sulawesi

当サイトでは既にお伝えしていますが、Facebook投稿しました。

https://youtu.be/BGrhO1ntyYo 海の民の復権を!

Oldest cave drawings are in Sulawesi, Indonesia.

海の民として有名な人たちのスラウェシ島Maros洞窟群の手型や動物絵を、最新のウラン放射線分析法により年代測定した昨年の結果、世界的に大変意義深い35,400年前以前のものがあることが確認されました。(Smithsonian.com)

これまでは、世界最古の洞窟絵はスペイン北部のものなど欧州のものと見られてきました。しかし、それらの年代測定がやや疑問の余地を残すカーボン法であるのに比し、今回、最新のウラン放射線法であることもこの結果の意義深さです。

そして、4万年前頃には既に、人類の精神面の画期的な変化が生じていたとみられていますが、実はその時期は、初めて現生人類が海を越え日本列島(九州沖縄方面)に渡って来た時代です。

そして約1万年で北海道にまで拡がり、日本祖人による基層が形成されました。因みに、スラウェシ現場では洞窟に住む人たちが舟を描いたことにも惹かれました。人類の環太平洋進出始まりのbig newsです。

そして、何故私が洞窟の舟の絵に惹かれるか、どうして現生人類の環太平洋の進出説をとるのかにつきましては、次回、ご説明いたします。

(了)

 

 

 

 

 

 

↑トップへ