今や縄文文明と言われるもその前の始まり祖代はよく知られず、内外に誤解も。

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

1.世界の「最初のアメリカ人」問題と北海道・青森

右図①はシベリア狩猟族の定説Bが近年のアメリカ新大陸太平洋沿岸ルート説の強まりで揺らぎ、A南方から北上した北海道東祖人は米国でも浮上し注目されています。

道東へは、米国一部の樺太から説と当時の青森・陸奥平野(現在は海中50m)からの北上説があり、樺太ルートは2.5万年以降とみられ新しく、3.5万年以前の青森・陸奥平野ルートが、現生人類のベーリング地峡到達2.5万年以前とみられ有力です。年表では始まり祖代の話で、文化・習俗等の基層としての厚みは日本史の6割になります。最初のアメリカ人問題では、Jomonは未だ登場せず,13世紀からのAinuは世界の誤解です。
2.教室がよく教えてくれない祖代の世界的な事象例

今や縄文文明と言われるも、その前の重要な始まり祖代はよく教わらず、知られず、内外に誤解も。旧石器時代という、世界語であって世界と違い、縄文、平安、鎌倉、江戸などの和語と合わない違和感の不適切な用語使用が一因です。左図のとおり、事象例は世界的なモノ・コトも多く、伊豆の生業航海や陥し穴猟、釣り針、磨製・神子柴石器など、「原始(人)」ではなく教室や図書館・書店における使用は誤解を招き不適切です。列島の1万件超の遺跡、最新のDNA分析等で、実は世界でも断トツの充実なのです。世界現生人類史の日本列島ルートでもあり、事象例を網羅しない教室は、周回遅れです。
事象例それぞれの地域では、学生教育施設と共に観光開発すべきです。そして今や注目すべきテーマは、南方スンダランドから南米南端の環太平洋移住はあったのか?が加わる状況です。
-日本祖代研究会(RGaPJ)

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