「歴しニア」意見 最初のアメリカ人候補、北海道祖人を世界に!

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アメリカ先住民祖先の「誰が?」については、①唯一と言っていいネット上のモノはロシア政府資金動画(2018年末版)で、②シベリアとの類似性をビジュアルに示しています。

「親戚か?」と疑問符が付いて断定せず学問的ですが、現生人類は皆親戚ですから、DNAが近いと言っている訳で、結局はシベリアからと結論付けています。
もっぱらDNA分析に基づくもののため、北米の大氷床を踏まえた沿岸ルートという考古学の側面を認識しておらず疑問が出ますが、影響力は大きいのでは。 ③左下図の一種族の共通性の 着色 拡がり、また、④生物・物理学者による 下図の シベリアからアラスカまでの探検に基く「両岸種族がコミュニケーションしていた」類似性の報告もまあ分かります。そして、⑤一部では、先住豪とシベリア民と 北米先住民と がDNAに類似性があると不思議な科学結果を付け加えてもいます。これは直接太平洋を渡っていないなら、日本列島ルートは注目でしょう。ロシア動画は残念ながら、シベリア一色で、北海道ルートは全く登場しません。指摘したいことは多々有りますが、問題は、世界ではなんとなくこのようなイメージだと思われる点です。これまでに何波かのアメリカへの進入があり、逆にアラスカからシベリアへ戻ったものさえありますから、「最初の」アメリカ人でなければ確かにシベリア類似でよいでしょう。⑥ 2.3万年前の子供足跡の祖先、「最初の」海辺の昆布ハイウェイ沿岸からやって来たアメリカ先住民となれば、考古学的な検討を欠いたロシア動画は疑問があり、日本学界は、北海道祖人Proto-Japanese Hokkaidoの関りを、学問発展のために候補としてはっきり挙げるべき(累次、当ブログで説明済)です。

世界発信の弱い日本は、こういう歴史に関する説明からも悪影響を被る恐れも無しとせず、問題だと意見を表明します。膨大なウポポイ予算から、海民性ある北海道祖人を世界の議論に紹介すべきです。


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