世界人類拡散史の謎、今や北海道「祖人」の解明が重要!

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「最初のアメリカ人」問題は、ベーリング地峡へ向かう①―>DNA分析から数千年間、融けを待って滞留か②―>氷床の一部が融けて「昆布ハイウェイから舟で」まず進入(最新説)③です。問題は、日本列島のみならずベーリング海のエスキモー・アリュート族、そして南北アメリカ大陸先住民とも環太平洋言語圏A(比較言語学 松本克己博士)である事です。欧米ではこの事がよく知られていないようですが重要で、西太平洋沿岸民がまず渡来進入しました。

ア.ベーリング地峡滞留地で既に言葉がAだった、または、イ.先に米本土に 進入したAが長い間に北・南アメリカ広域に拡がり、言葉が定着してから、内陸狩猟族が主に内陸「無氷回廊」から逐次に入って来て言葉を入れ替えることなく、闘いの強さから今は人的に主流になっているようだと解釈できます。欧米先生の認識と全く違う仮説が、考古遺跡とDNAの分析に言語の面からムリ無く理解できます。そうなると北海道は世界人類拡散史において極めて重要で、今や北上して行ったのかどうかではなく、ルートは、a-1かa-2だったのかというレベルです。a-1は次々に島が見えていて比較して温暖であり、十分列挙されます。

そして、北上して行ったのは「北海道日本祖人」であり、縄文人は生まれておらず、鎌倉時代からのアイヌは問題外です。北海道日本祖人は、アメリカ先住民の先祖の可能性があります。直ちに3方向日本渡来図を北上図に訂正し、子供たちを世界の議論に参加させましょう。


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