1.約4万年前の北部九州への渡海来着から、沖縄へ南下、本州の伊豆の生業航海などや青森・陸奥平野を経て祖人Sojin(縄文の前)は北海道へ。次々に見えた千島、フネだけでなく冬季は流氷を歩いて渡れます。カムチャッカ~ベリンジアへの「昆布(Kelp)ハイウェイ」の食豊富な処女地を、北上継続する否定要素はアリマセン。
2.「最初のアメリカ人」は、シベリアの狩猟族がマンモスを追ってベリンジアから入り、北米の無氷回廊を通過して拡がった定説は、2.3万年前の「足跡」の発見で揺らぎ、現在は西海岸沿岸の昆布ハイウェイを南下した説が有力となってきています。
そのため、ベリンジアへの始まりは、甲乙と混合の丙からの進入が考えられる訳です。いずれにしろこの時代は、寒冷変化のモンゴロイドでは未だなかった(Dr. Howells Harvard大)。
3.AB、ACは南方スンダランド系の類縁で、現生人類のスンダランドから南米パタゴニアへの環太平洋移住MPOR説の日本は一環です。ブラジルのLuziaも?
北米の内陸無氷回廊の通過定説に重大な疑問を呈す、南米モンテ・ヴェルデ遺跡の9種の海藻利用が示す沿岸海民性にも注目です。
教室に環太平洋人類史を、世界に祖人Sojinを―日本祖代研究会(RGaPJ)