(人類・日本史最前線) カナダ1.4万年前の村跡、教授は驚き地元民は伝承とおりと喜び

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

1.伝承とおりの沿岸ルート痕跡 


図左上カナダ考古学チームによる西海岸のTriquet島における発掘は、海獣を食し槍投げ具や釣り針を使用するかなり規模の大きい村跡の発見となり、年代が1.4万年前という事で、人類のアメリカ新大陸移住問題の沿岸ルート説を実証として補強する注目すべきものとなりました。メディアにはエジプト・ピラミッドより遥かに古いことが大ニュースの騒ぎです。島でもあり、地元民の言い伝えのとおりのことが1.4万年前にまで遡った事です。ややもすると伝承は軽視されがちですが歴史研究への警鐘であり、明治期の坪井教授が現地における多数の聴き取りから「アイヌ伝承のコロボックル話は信頼できる」とし、当時の人類学研究の学術用語に「コロボックル」を採用した新学問の始まりを教室で教えるべきです。

2.「ピラミッドより8千年古い」、驚きはそこじゃないです

祖代研会員の受け止めは、①注目の沿岸ルート説を補強する実証で、②年代・暮らし振りから温暖化後であって残念ながら第1期ではなく、驚いたのはピラミッド比較ではなく、③掲載写真が左図下3万年前祖代の栃木・佐野の遊動キャンプ(石器・断片痕跡から推定)に似ていることです。時代を経てカナダ沿岸の定住・規模大の村となっている時の流れが感慨深いです。発掘カナダ村の時代は縄文ですが、関わっているとすれば佐野~青森発・道東祖人の北上となりますから。近代のアメリカNativeインディアンも同様ですし。

―日本祖代研究会(RGaPJ)

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