インドネシアでの犠牲祭に思う

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今日は、断食明けのお祝いに並ぶイスラム教徒の犠牲祭で祝日であり、メッカへの巡礼も佳境でしょう。

生贄として捧げられるヤギが街に沢山見られますが、テレビでは動物愛護の人たちが反対のデモをしているのも放映していました。

一寸意外な多様性、自由さを感じました。

ヤギさん

進出している企業の人が、「穏やか」で「素直」と評する万年の穏やかハーモニーの人たちが、ヤギさんを屠殺し神に捧げますが、すみませんヤギさん、「黙殺」します。

他家のことに関しては節度が必要ですし、当国は余計な口出しを要する状況にはないと思います。

捧げた肉は必ず貧しい人たちの口に入るようにという教えだとも聞いていますので。

私も国に帰れば、節度をもって獲られていると思うクジラを食します。

さて、長かった植民地時代を血を流して脱し、独立後も50年前の今月の事件など、緊張の激動期を乗り越えながらの道のりでした。

多様な国柄のまとまりの維持に努めつつ、自由を守り続けてきた若い力で、引き続き地域の諸国とともに発展して行ってほしいと思います。

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