(東京・札幌五輪) 世界人類史の謎解き、正しい日本列島・北海道史から!

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右図「最初のアメリカ人問題」は、コロンビア分岐点から左折したアイダホ州の遺跡などに加え、南米での発見が大きく貢献し、それまでのシベリア~ベーリング地峡~無氷回廊通過進入の定説を、太平洋沿岸の昆布ハイウェイルートに転換しました。

これにより、北部九州に多くの家族がフネで渡来して、トカラ列島越えで沖縄に南下し伊豆の海を黒耀石を求めてフネで行き来し、狭かったとはいえ津軽海峡を越えて拡がった3万年前からの祖人・北海道Proto-Japanese Hokkadoは、注目です。更に、南米ではLuzia人骨やアマゾン3古部族のDNA(ハーヴァード医科大の研究)が遠く太平洋を隔てたスンダランド(東南アジア)・サフルランド(豪州・ニュージーランド等)人と類似という難問があります。

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家族がそんな大昔に太平洋を横断してフネで来れる訳もなく(DNA分析と痕跡から大西洋越えもムリ)、学者先生は頭を抱えますが、日本列島を経由した環太平洋移住MPOR説で理解でき、ここでも北海道が注目されます。
問題は下左図、巷間本・博物館の日本列島史・北海道史では3方向渡来図になっていることです。

北から北海道へ、西から北部九州へ、南から沖縄へとなっていますが、 時代を異にする動きを一緒にした、日本史の始まりとしては 誤解を与えるものです。 日本列島中の万件の旧石器遺跡は、赤線の列島北上史であることをはっきり示しています。また、北海道から次々に島が見えていたハワイに繋がる海の千島列島~カムチャッカ半島沿岸~ベーリング地峡沿岸も、行けなかったという状況ではありませんし、―60度にもなる、 瞬間冷凍のままの鳥が 最近発見された極寒のシベリア東進に比し困難であったとも思われません。まず、日本列島・北海道史を正しく北上史にすることが重要で、これによって最先端のA、B、Cの世界人類史研究にも貢献することになります。子供に、世界にこれらのことを発信しましょう。

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