環太平洋移住説に見る天災・苦難とお地蔵様

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アフリカを出た現生人類が世界に拡がったという通説に異論も一部でてきているようですが、南方Sundaland地域から4万年前の九州、3万年前の北海道、そして「昆布ハイウェイ」をアメリカ沿岸にという環太平洋移住MPOR説(下写真左)が注目されてきています。

この環太平洋は火山の連なりで、地震津波の苦難が背中合わせであり、最近もインドネシア・スラウェシ島、熊本、北海道、ペルー、エクアドル・・・が被災しています。

その苦しみを石像にすがるように優しいスラウェシ像が有名ですが、お地蔵様や今回ローマ法王に文大統領が贈ったマリア様の造形が類似です。

どういう造形に佳さを感じ尊ぶかは、宗教名の区分に拘らず、歴史を共有する心の深い所での共通性が感じられるものです。

(了)

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