夏休み自由研究 アジアに向かった世界人類移住史の謎

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最初の出アフリカはジブチ紅海越え、最後の入アメリカは北海道千島列島越えの各渡海に注目!

現生人類が最初に誕生したのはアフリカですが、アジアに向かった祖先に目を向けると、最新研究では、約20万年前の東南部で誕生、そして数万年以上前から線刻描画や彩色などの着実な認知力の向上を示し海産物を食した南ア海岸ブロンボス洞窟人が注目されます。これを考慮すれば、第1図ジブチ人家族が、紅海を超えて眼前に見えるイエメンPerimに渡ったことは有り得たと考えられ、海流に乗れたA-1ルートだったのではと思います。

祖先のこのそもそもの始まりが20kmの海越えであれば、第2図・下図の約4万年前の北部九州への海越えも、3.8万年前の20km以上の伊豆の海越え黒耀石採取も納得です。青森からの狭かった津軽海峡越えの北海道入りは問題でなく、いよいよ第2図太平洋の種々の状況が米先住民祖先としての関与である渡米の可能性を示すベーリング地峡・アメリカ入りの千島列島越えです。

下図の択捉島から次々に島は見えました。当時の海水面低下の陸地拡大で突出した最大渡海は約77km越えでした。北極海の冷水が流れ込まなかった米臨海は、正にハワイに繋がる海でしたので千島の海の条件は悪くなかったと思います(それとも樺太~オホーツク沿岸の陸路だったのかも)。

今、自衛隊さんが、祖先出立のジブチで大雨洪水の国際緊急援助活動を行い、お盆のこの時期も勤務されています。

さて、初の日本始まり時代の電子出版小説「脱線の海道」を出しましたので、お楽しみください。ブログURL:http://www.sunda-wind.net/news/8663

 

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