DNAと遺跡が示す現生人類の北上拡散と私たちの原郷(その2)

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図が示すように、西太平洋沿岸族に①②の差がありますが、注目は複雑なB③との違いで、後にこのB③が日本に入って来て複雑化したものを、北・西・南の3方向から日本に入って来た複雑さと歪曲した図が主流となっている問題があります。あくまで下図の北上拡散が、私たちの最深の基層です。

次に北海道が注目で、最初のアメリカ人にはっきり含まれ、更に樺太沿海州に北上を続けてますが、今の日本には歪曲された樺太からの南下図しか有りません。

最後に、原郷のパンカル東岸地域も、豪州へ向かった(結果的に)人々とスラウェシ島・マロスで分岐しています。彼らは世界の学界では、現生人類最古の渡海者(数十km)として紹介されています。

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さて、ご先祖はフィリピンへ2~3度の渡海、バシー海峡を渡海し台湾山地沿岸に、そして約4万年前に対馬か五島に、伊豆の海を交換財の黒耀石を求めて行き来し、津軽海峡を越え、千島を渡り沿岸をアメリカ新大陸へと実に海の民としての理解できる拡散です。これらは、考古遺跡と一致するもので、米国博士のこの図が、日本に一つもない現状こそが問題です。マロスには世界最古の洞窟絵(4万年前)だけでなく舟を描いたものがあり、島中部にも有って私はホントに驚かされました。なにしろ洞窟に舟ですから。

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島中部のトラジャ族は舟ような高床家や習俗で倭族的と言われ、島南部沿岸のマカッサル・ブギス人は、海の民としての有名な活躍と拡がりで、シンガポールにはブギス駅があります。これらは、考古遺跡や歴史とも合致し、むしろ驚かされる全くの納得です。我が国の始まりに関する現生人類のこの地域における古い歴史研究は、欧米・豪州人によるもので、ご先祖研究に貢献しない日本の研究事情とそもそも子供たちに全く教えない現状が誠に情けないです。皇族の薨去は「お舟入り」です。


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