8月16日ーインドネシア独立宣言Merdeka前日

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アジアの楽園Sundalandの現代の雄インドネシアの独立宣言ドラマのあった日から70年後の今日、日曜日のバンドゥンは、いつもの歩行者天国CFDカー・フリー・デイです。

賑わい縮

タバコ・フリー・デイは、タバコ煙の禁じられた日という訳で、日本ではフリーが誤解されてませんか?

それはともかく、通りは出し物でいつもよりにぎやか、やはり人気は音楽と踊りです。子供劇もありました。

70年pura 自転車kumi踊り

音楽縮ドラエモン縮

キャラクター縮 子供劇 (1)縮

スンダ人の文化を伝えようとするグループの出し物は、今日は蛇でした。子供を産んだお母さんは強いです。万年の伝統を受け継ぐ使いこまれた竹製のバドゥイ族のバッグは売り物ではなく、宝剣クジャンを付けたいわばお店の金庫です。

スンダ縮 蛇syuku

竹カバンsyuku

若い学生さんの行進は、緑を守れ、若者に明日をというまっとうなものです。

学生no行進

さて、今日の新聞Kompas紙は、独立宣言に関する博物館などのルポが載っています。

写真には、独立宣言をまとめる雰囲気の様子として左からハッタ、スカルノ、スバルジョ(奈良注:後の外相)、壁には宣言が拡大されて掲示されています、宣言起草博物館にてと説明されています。

打ち合わせsyuku

記事中には、日本海軍の前田少将の家族用食卓テーブルの3人と書かれていますが、博物館を訪れている人たちに意味合いが伝わっているかなあとも思います。

記事では、ともかく日本から与えられた独立と誤解されないようにという強い意志を主張していた青年活動家たちが、一度は壮年闘士スカルノとハッタを拉致し隠した場所(今では家はゴミの山)から、探し連れ戻した事情も紹介されています。

そして今夜、大日本帝国海軍武官府の前田少将公邸で打ち合わせを重ねつつ、ドラマはいよいよ宣言が起草され集まった代表たちにスカルノ邸で発表される大団円へと向かいます。

当地、外では花火の音が聞こえました。

 

 

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