番外―「国民」の、「国民」による、「国民」のための政治

カテゴリー: 最新情報

今、民進党の代表選挙の候補者による議論が行われていますが、蓮舫議員の二重国籍問題に関して、歴シニアとして問題があると感じてます。Facebookで投稿していますので捕足しご紹介いたします。

1.問題のポイント

私は、まずお国でのやりとりが江戸時代に立て札とか高札と言われたお達しを巡って集まった人々が、ガヤガヤしているイメージが湧きましたのでそこから話を始めました。

私が理解するお達しは、基礎となる国籍について、選択をきちんとはっきりさせなさい、日本国籍を取得する人は1ケ月以内に別の国籍は解約して一つにしなさい。

そこから諸権利、義務が発生します。ちゃんとしないと、日本国籍をはく奪されますよ、二重国籍はこの国では重婚のように許されないんですよというものです。

歴シニアとして、生物史の動物に例えれば、陸に住むのか、水中に住むのかはっきりしなさい、両棲類の二股カエルは認めない、と疑義なく明確に趣意が立て札に書いてあるでしょ、と軽視、無視してる人たち、メディアに言いたいです。

日本種族は、自分たちでルールを決め、渡る世の中が物騒ですし紛れないよう柵をしっかり設置して皆で例えて言えば陸で暮らしていこうと決めているグループの者たちです。

従って、はっきり生き方のルールの違う水中の魚やイルカは勿論ですが、時に水中で時に陸でチョロチョロ動き回るカエルも仲間の中に入れず、日本国籍者とは認めません。

暮らしを守る柵の警備員、学校の先生、お役人から議会集会場のメンバー・オサまで皆が「日本国民」でお国を公に運営しています。

正しく日本国籍を持ってる国民の、国民による、国民のための政治という訳であり、しごく真っ当なものと考えています。

水中の魚やイルカはもとより、生き方を時に陸で時に水中とする両棲のカエルは日本国民ではなく、従って、政治参加資格は無いです。選ばれる権利どころか生き方の在り方を左右する1票を投ずる資格すら無い訳です。

そして、日本に存在する日本国籍者でない人たちは、旅人としての節度を守る限り、お・も・て・な・し、します。

最近、外国から来て違法な政治活動をしかも時に暴力的に繰り広げている輩がいます。日本の優しさ寛容さも堪忍袋の緒が切れることを知らしめる必要もあります。

この国籍に対する考えがいい加減で、投票資格のない人、はっきりしない人が投票所へ行っているのは、1票の格差どころじゃない憲法違反状態です。ということで、つい啖呵を切りました。

立て札の意味が分からない? アホか、カエレ。赤字ではっきり書いて? 小学生か。あの立て札は田舎者のルールで酸っぱいわ? 脳が固まって不自由なアンタに分かった風に言われたくないわ。オジさん、どうだっていいじゃんサア? 分かった、パスポートを直ぐ返せ。もう海外ロケには行かせない。今、片方の除籍”離婚届”出してきたからいいでしょ? ばか、バレたら出すんじゃお巡りさんは要らないってなる。片方除籍に努めるってだけでしょ? そんな精神なら税をいただく公職に就くな。結局、私を差別してるんだ? またか、差別と区別を勉強してから言え。・・・

そもそも普段、金切り声で叫ぶ憲法変えるなグループの人たちは、以下の条文をきちんと読んでるのだろうか。

第十条 日本国民たる要件は、法律でこれを定める。第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。第四十四条  両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。第五十五条 両議院は、各々その議員の資格に関する争訟を裁判する。

裁判所でない議院が裁判するという重みを何と心得ているのでしょうか。

法の趣旨を踏まえれば、日本国民の要件を備えた人たちでお国が運営され、資格を備えた人たちのために執行されますので、全ての議員、知事・市区町村長には、二重国籍者はいませんね。自衛隊・海保は大丈夫ですね。裁判官、外務省員、法務・警察・治安職員、先生いや全体の奉仕者たる全ての公務員は大丈夫ですね。公共の放送者も、生活保護を受けている人もはっきり日本人ですね?となります。

地方公務員には、帰化した自分と境遇が近しい人に生活保護を積極的に支給しているとの話もあり、ともかく全体の奉仕者の人選は適正にすべきです。

勿論、日本に存在する全ての人は、国籍の有無に関わりなく法とおもてなしの精神に沿って差別なく遇されるべきです。

さて、特に最重要の政治に携わる人については、メディアは、歴史認識などの質問をする前に、尖閣諸島、竹島、北方4島の帰属国及び有事の国外出国・亡命(いわば困難からの逃げ出し)について、この際、国に尽くす思いを明らかにすべく、全議員に質問して回答を公開するよう求めました。

尖閣諸島は、争いの余地ない固有の領土だと考えていない議員もいるようですので。

さて、国籍問題は、分かり易くはパスポートです。他所の人とグループを分かつ理解しやすいのはこれです。何しろ、外務大臣が、グループ員に対する必要な保護扶助を他国に公式に要請しています。

この意義をも一度よく考えてほしいです。

2.蓮舫候補について

まず、台湾がどうのこうのではありません。日本人が誇るべき長い歴史の中で大切にしてきたことを、真に共有してますかということです。

レンホウさん、誤解のないように、私は台湾に行ったこともありますし人々も大好きです。youtubeで「仰げば尊し」の台湾版を聴いた時は、言葉は分かりませんが感動で涙腺が緩みました。

今、言動される場から皇居が見えますよね。そういう特色ある国柄で、今後、大事な政治のリーダーがレンホウだ、シューだ、パクだという名前が許されるのは堪えられないという一般の感情が分からなかったら、「私は日本人」というのは止めてください。日出づる処の老人、書を日没する処の若きレンホウに致す。

大切なお札に描かれている聖徳太子のお言葉はそのひとつでしょう。

いずれにしても、言わば”重婚”であったのかないのかよく分からない・気にしてチェックしていない、言ってる事実関係が2転3転する、今から片方には除籍の”離婚届”を出すから(何事もなかったように)いいでしょ、などはとても立法政治のリーダー足り得ません。

事は詐称で投票に行き立候補までしている、酔っ払い無免許運転で公道を走り回っているような、しかも重大な憲法違反問題と考えますから一声挙げます。

レンホウさん、本当の問題は。
苦しい状況だからと父祖の地の国籍を弊履の如く簡単に捨てに走ったのはダメです。そういう人は、何かで日本が占領され苦境に陥った時、「私は日本人じゃない」と言って助かろうとしてしまう人です。彼の地の人たちが、「もめ事は起こさないで」の国際圧力の中、静かに前進を続けていることに対し、実は世界の人は、上手くやってと内心は応援しています。江戸時代、「治安を乱すな」の大方針の元でも浪士たちが静かに前進を続け、幕府も止められず、苦境に堪えて上手く本懐を遂げた講談の忠臣蔵話は、日本人の大いに好むところです。市井に戻られ、ひたすら台湾のため、日本のため、台湾と日本の関係深化のためにあなたが努められれば、皆さんは応援こそすれ、もう誰もあなたの国籍状態なぞ気にもしません。そういう生き方が出来るなら、それは子供さんたちがあなたを深く尊敬することになる本道でしょう。

 (了)

↑トップへ