(東京・札幌五輪) 「最初のアメリカ人」、米国の議論に遠軽”上白滝”が登場!

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米オレゴン州立大が、左図北米に、内陸の氷床に開いた赤い線の「無氷回廊」を
シベリア狩猟族が 入って行く頃、いやその前の時代の遺跡が南北アメリカ新大陸で発見されてきたことなどから、それまでの定説はNO、青い線の沿岸ルート説をYESとしました。

そして、では具体的に誰が、何処からを考察し、右図の青い細線ようにKamishirataki上白滝・日本一の黒耀石原産地~オホーツク海沿岸~カムチャッカ半島沿岸~ベーリング地峡沿岸~太平洋西岸(南北米)のルートを挙げ、
“ コロンビア分岐点 ” から左折して川を遡行した北米最古級のクーパーズ・フェリー遺跡を例示(石器が遠軽白滝出土品と類似性ありと認識)しています。

そして、そうなると最初にやって来た人々は海の民かと問いを発し、暗にシベリア人観に疑問を呈しています。 是非、日本祖人Proto-Japanese は①北部九州へ約4万年前に家族で3~40kmの海を越えた民、②黒耀石を求めて十数Km以上の伊豆の海を行き来した民、③狭くなっていたが津軽海峡を越えた民である事などを分かってほしいです。これらの事は、 日本祖代研究会が、更に東南アジア・スンダランドSundaland~太平洋西岸地域を北上~北部九州から日本列島~千島列島を加えた環太平洋移住MPOR(Migration along Pacific Ocean Rim)説と軌を一にするものです。

問題は、世界にこのような議論があること自体を生徒・学生が教えられていないことで、「日本人はどこから」を右下第3図の北・西・南の3方向渡来の内籠りで説明しているために列島から出て行く発想が全く無い欠陥なのです。

世界のオリンピック年です、子供に教え、世界に発信を、そして始まり「北海道の祖代史」を、正に”先住”の祖人・北海道Proto-Japanese Hokkaidoを世界の議論に参加させましょう。

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