何故、「北海道の先住民」が世界の注目なのか?

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結論的に、元日本言語学会長松本克己博士の「言語類型地理論」によれば、下図のとおり米大陸先住民ネイティブ・インディアンは北海道先住の「日本祖人」の初期移住の子孫となります。日本語系統論の泰斗である松本博士によれば、大きくはAとBに2分類され、更にユーラシア太平洋沿岸は南方群と北方群に別れ、日本語は北方群です。そして、アメリカ太平洋語群と共に環太平洋言語圏として近縁性を有するものです。

松本博士の10年以上前の6,000言語の研究に基づくこの提唱(以上、文責筆者)は、最近の出アフリカ以後の人類史の新定説である「昆布ハイウェイ」進入論、オレゴン州における15,800年前頃の遺物、14,000年前頃の南米チリ遺跡の発見などによる現生人類の初期の環太平洋移住(MPOR)論と正に符合するものなのです。北海道の先住民は、世界的に「日本祖人」(縄文人の先代)です。ゴールポスト動かしの国連UNによるアイヌ「先住」は誤解の元であり、国会は速やかに「先住」を外し、アイヌの人権尊重のみに内容を修正すべきです。

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