中米のオルメカ人は人類の環太平洋移住を示す!?

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「歴しニア」の報告 https://youtu.be/BGrhO1ntyYo 海の民の復権を!
Olmeca men, once in Mesoamerica, were descendants of original Japanese Nihon Sojin, Sundalanders and Out of Africa tribe.
中米の先古典期のオルメカ(Olmeca)とは、紀元前1200年頃から紀元前後にかけ、アメリカ大陸で最も初期に生まれた文明で、その後のマヤなどの中米メソアメリカ文明の母体となりました。(以下、地図及び写真はwikipediaから)

担った人の3mもある巨石顔像は、厚い唇、居座った鼻、くりっとした目などが特徴です。

北米Nativeインディアンには似ておらず、西郷どんやジャワ・マジャパヒト王国の名宰相Gadja Madaに似ています。そして、縄文人や最初の現生人類女性像イブEveにも似ています。

(Map:Dhani Irwanto)

因みにこの地域では、別に内陸の寒冷降雪地に適応を果たした内陸狩猟民族である元横綱の朝青龍タイプがおり、雪によい細い目が特徴でシベリアから渡米し、その闘いでの強さからか系統子孫は今では米大陸先住民の主体をなしています。

また、太平洋ポリネシアの人にも似ています。

しかし、時代を考慮するとポリネシア系の太平洋進出は、ハワイでせいぜい500B.C., 南東のイースター島では近年の研究で1200AD頃とみられています。

従って、それらより早い時期の中米進出は日本列島を経由した日本祖人(漁撈採集系)の子孫系統と考えざるを得ず、人類の環太平洋沿岸移住説を示すこととなります。

南米ブラジル、リオ北部の古い女性人骨ルシアは、アフリカ人に似ているようだということですので、南米までの環太平洋の移住は、そのスタートのパンカル半島・スンダランド地域から日本列島、Beringia南岸、アラスカ南岸を経て太平洋岸を下図のような流れで行われていたものと考えられ、無理なく理解できます。

そして、これまでのことから、このルートにおける進出・移住が、始まり・途中・終着で人々の特徴を大きく変えることなく行われたらしいということが重要です。

即ち、沿岸での海辺ライフスタイルを概ね保って移住が行われたことが推論されます。

沿岸地域における実際の遺跡・遺物は、当時からの数十m以上の海水面の上昇によって調査は極めて困難ですが、古い民族の広範なDNA調査と共に、このような今に残るものから推論を進める理論歴史考古学の研究が重要と考えます。

(了)

 

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