「歴しニア」報告  注目の北海道史、始まりの祖代(縄文の前)から語ろう!

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin)

内外で今、注目の北海道史ですが、約4万年前の北部九州から青森を北上した祖人の拡がりの3.5-3万年前が始まりです。

①最初のアメリカ人問題において、昨年9月ニュー・メキシコでの2.3万年前の足跡の発見は、北海道ルート新説を強め、その時代には縄文人は登場しておらず北海道祖人Proto-Japanese Hokkaidoの北上Aが対象であり基本ですので、学界は速やかに対応を。日本一の白滝・黒耀石が樺太や沿海州で発見されているのも祖人の樺太以北への進出を示しているとも考えられます。また、北上Aの痕跡は、坪井正五郎・鳥居龍蔵研究のαの子孫で石器人の暮らしぶりの第1アイヌ・ルートン・コロボックル②③と➃同様のオンキロン海岸族です。誤解の多い巷間の大陸ルートは、痕跡の無い事と人類移住史からマンモスハンターは来ておらず、せいぜい2万年前頃からの中小中小動物を主に狩猟する細石器文化の伝来 B ですが、礼文島縄文女性が沿岸A系とみられ、大陸狩猟族の流入は大量ではなかったでしょう。それは温暖化に向かう時代でもり、巷間言われている氷河期の寒さを逃れて大量に南下という説明も疑問です。

これらの事とは全く別の話の鎌倉時代に大陸要素を含む第2アイヌabが進入して来た当時に、先住民A系のコロボックル遺跡が札幌~北方領土・北千島にまで広く有りました(坪井・鳥居)ので、北海道に南下した第2アイヌは豪アボリジニや米国のNativeインディアンとは全く状況が違います。先住民族だとか縄文人直系だとかいうのは世界に誤解を与える誤りです。今、「最初のアメリカ人」問題が世界の注目であり、ロシアが言いがかりをする時代ですから、正しい北海道史を子供に教え世界に発信せねばなりません。

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